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新築住宅の品質の証し!?
【第三者機関】が行う施工品質検査・点検とは

念願の新築マイホーム。引き渡し後はできるだけ長く安心して住みたいもの。そう願うお施主さまにとって、住宅の品質や安全性の証明となるのが、【第三者機関】による施工品質検査・点検です。《施工中》《引き渡し前》《引き渡し後》の段階別に、第三者機関の中立的な施工品質検査を実施するケーナイン。その理由やメリットをお伝えします。

新築注文住宅の引き渡し前に必要とされてきている点検・検査

新築の場合、経年的な劣化などはありませんが、施工時の不具合や不備がないかを確認することはとても重要です。そんな不具合を事前にチェックするために一般的に、お施主さま立ち会いの竣工検査が行われたり、建築会社による建築確認検査や、住宅瑕疵(かし)担保保険法人による検査が行われています。

加えて重要視されているのが、さらに詳細な住宅の施工品質検査を、第三者機関に依頼するケース。理想の暮らしを求めて建てたマイホームに、長く安心して住みたいと願うお施主さまのために、新築住宅の詳しい品質検査が行われるようになっています。

中立性を保つ第三者機関が新築住宅を点検するということ

注文住宅の自社設計施工を行うケーナインでも、お施主さまと対話を重ねてつくりあげた新築住宅の品質と信頼の証しとして、施工品質検査を直接第三者機関に依頼しています。

詳細な点検・検査を行うのは、株式会社「家守り」に所属する、建築士の資格を有する認定検査員。基礎から竣工までの点検・検査を実施し、とくに竣工してから見えなくなる基礎の配筋、構造金物、断熱材、防水など施工時の品質を報告書に残すことで、お施主さまに喜ばれています。また、この第三者機関には、お引き渡し後の定期点検も依頼し、末長くお施主さまをサポートする体制を整えています。

《施工中》《引き渡し前》さらに《3カ月・1年・2年後の定期点検》まで
施工時品質検査を行うケーナイン

具体的に説明すると、検査を行うのは《施工中の現場検査》《引き渡し前の品質検査》、住みはじめた後の《3カ月・1年・2年後の定期点検》。すべて先述の第三者機関に所属する認定検査員が公正な調査点検を行い、詳しい調査報告が届きます。費用は施工費内に含まれますので、お施主さまに別途負担をお願いすることはありません。

《施工中の現場検査》を例にあげると、基礎部分での配筋検査、建物ができてからの構造検査、断熱材をふいてからの断熱検査、防水紙の検査など段階別に検査員がチェックしていきます。壁の内部に吹き付ける断熱材には厚みに基準があり、その基準を満たしているかをしっかり計測。家の断熱性や気密性の高さを証明します。

検査時に撮影した写真と点検データは、一冊の「現場検査報告書」としてまとめられ、お引き渡し時にお施主さまのお手元へ。家が建った後では見ることができない基礎部分や壁内部などの様子がリアルに記録され、安心感につながると喜ばれています。

すべては、末永くお施主さまとの信頼関係のために

責任をもって自社施工に取り組むケーナインでは、現場監督が常に現場の進捗状況や工程をチェックしています。《施工中》《引き渡し前》に重ねて第三者機関に施工時品質検査を依頼するのは、お施主さまに永くご信頼いただきたいから。施工の不具合や生活上の不便などが万が一でも発生しないよう品質管理を徹底しているのです。

引き渡し後の《3カ月・1年・2年後の定期点検》では、お施主さま立ち会いのもとで、屋外、屋内、建具、設備の各点検部位をくまなくチェックします。時期になると第三者機関から案内ハガキなどでご連絡がいきますので、ご都合のいい日時をご予約のうえお受けください。不具合が見つかった際は、現場監督がお施主さまの家を訪問し、すみやかに解決にあたります。

Point!

お施主さまの大切な財産であり、想いの結晶である家。その資産価値を守り続けるためにも施工時品質検査や定期点検は重要です。定期的な検査点検と、ケーナインの末永いフォローアップを受けることで、大切な我が家によりいっそう愛着が生まれることでしょう。