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家の「構造・工法」の種類や特徴を知り、
理想の家づくりに役立てよう
家をつくるからには、少しはその構造や建て方について知っておきたいもの。ここでは、一般的な住宅の「構造・工法」の種類、それぞれの特徴をご紹介。さらに、理想の注文住宅を形にするケーナインがこだわる、「木造軸組工法」についてもお伝えします。
一般的な住宅の「構造・工法」を知る必要性とは
一生に一度の家づくりに踏み出す前に、さわりだけでも知っておくべきなのが、一般住宅で採用されている建築工法や構造かもしれません。各建築会社によって得意とする「工法・構造」が異なり、さまざまな種類があります。
家づくりにどの「工法・構造」を選択するかは実は大切な問題で、施工性やコスト面はもちろんのこと、将来の暮らしにも影響を与えます。家を建てる敷地に対応可能なのか。地盤との相性がマッチしているか。希望の間取りや外観、空間を実現できるかどうか。将来的に増改築ができるかどうか。耐震性や省エネルギー性等の性能に対応できるか。――など自問自答しながら、ベストな家づくりのための「工法・構造」を決めておくと、依頼すべき建築会社へおのずと導かれていきます。
一戸建て住宅の建築工法には、主に以下の種類があります
一般住宅に用いられる工法・構造に関して、それぞれの特徴や利点を併せて紹介しましょう。
- 木造軸組工法（在来工法）
- 日本で最も多い、柱や梁などの骨組みを木材で作る工法。構造上の制約が少ないため、設計や間取り、開口部の自由度が高く、増改築もスムーズ。変形地や狭小地にも対応可能です。
- 2×4工法(枠組壁工法)
- 断面寸法が2×4インチの木材で組んだ枠に合板を張り、壁を形成していく工法。6面体で支える箱型構造で主に欧米や北米で主流の建物です。
- プレハブ工法（プレファブリケーション）
- 工場であらかじめ工作された部材を現場で組み立てる工法です。素材ごとに鉄骨系、コンクリート系、木質系に分けられ、マニュアルで施工可能。工場生産するため品質が安定しています。
- 鉄骨造(S造)
- 梁や柱などの骨組みに鉄骨を用いた工法。鋼材の厚さで「軽量」と「重量」に区別されます。間取りや開口部の自由度が高く、大空間が作りやすい構造です。自由度が高いので増改築も容易です。
- 鉄筋コンクリート造(RC造)
- RCとは強化されたコンクリートの意。打ち放しのコンクリートが持つ独特な質感で人気。建物自体が重くなるため地盤強化とコンクリートが固まるまでの養生期間が必須です。
望む暮らし方を形にする、ケーナインの注文住宅にベストな「木造軸組工法」
住宅の工法・構造のなかで、自社設計・自社施工にこだわるケーナインでは、日本の風土に合った在来工法である「木造軸組工法」を得意としています。これは、“こういうふうに暮らしたい”というお施主さまの声に応えるためのマストな選択。mm単位での間取り変更が可能で、自由度が高い「木造軸組工法」なら、思い描いたままに柱や壁を動かすことで、理想の空間を具現化することが可能です。大きな窓などの開口部をつくりやすく、間取りを自在にレイアウトできる点がメリット。将来的なリフォームにも対応しやすく、ナチュラルでも、モダンでも、和風でも、さまざまなテイストのデザインにマッチします。
ケーナインの家は、お客さまとの対話から図面が引かれ、現場監督のもと、腕利きの大工さんや職人さんが丁寧につくりあげていく唯一無二のものです。量産品である部材を組み立てる家とは違い、人の手がつくり出すゆえの自由度の高さで、家事動線の良さや見た目のバランス、安全性などを加味して細部を現場で微調整。希望により、棚なども大工さんが造作で取り付けます。また、変形地や狭小地などにも「木造軸組工法」で対応し、採光が十分とれて、風が抜けるよう配慮した、明るく開放的な家づくりを行っています。
構造見学にも対応。吹き付け断熱やベタ基礎、木造軸工法の構造をチェック
注文住宅をお考えの方で「工法・構造」を詳しく知りたい場合は、各建築会社で開催されている「構造見学会」に参加することをおすすめします。基礎部分や柱の組み方、壁や屋根に施す断熱構造などは壁や屋根の中に隠れてしまい、家が建ってからでは見ることができません。施工中の建設現場をお施主さまになった気分で訪問することで、家づくりのプロセスがリアルに実感でき、気になる耐震性や断熱性などに関しても、見学しながら質問することができます。
ケーナインでは建物上棟後にお施主さまを現場へご案内しており、構造見学も承っております。地盤への負荷を軽減すると同時に湿気を防ぎ、シロアリ対策や耐震性の強化にもなる「ベタ基礎」、優れた断熱性と高い気密性を実現し、遮音効果がある「吹き付け断熱」など。これらケーナインの家に標準搭載されている、快適性や安全性のための工法や構造部分をご要望に応じて現場で確認することが可能です。
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注文住宅を契約するからこそ知っておきたいのが、家づくりの構造へのこだわりや工法です。こだわって建てた家に安心して永く住むためにも、まずは土台となる構造・工法について、理解を深めることをお忘れなく。